PHILOSOPHY

精神の継承を。

この言葉を、プロジェクトに関わるすべての者は胸に刻んだ。
江戸時代から脈々と続く時の流れを止めないように、
ある時は歴史を見つめた石や欅の幹に耳を押し当てその声を聴き、
またある時は目を閉じてお社からの気の流れを読み取って、
この土地に眠っている街の面影を探しながら、
見えない力をグランドデザインに組み込んできた。
建築にとって、それは新たな挑戦かもしれない。
しかし、目に見えるもの以上に、精神でつながることにこそ価値がある時代。
本当の幸せな暮らしとは、この志なくしては語れないのではないか。

さあ、いまここに、史実に支えられた新しい住まいが誕生する。
このフィロソフィー(志)に共感してもらえる人たちに、
歴史ある土地と共に歩むことの感動が待っている。

江戸時代から続く原家の屋号
「石橋」のイの字をあしらった鬼瓦。

この土地の持っている、積層した歴史や時間、雰囲気を壊さないように蘇らせ、住む人が心から豊かになれるような住まいを追求した。

全体計画の基となった概念図

全体計画コンセプト

HERITAGE

自然と歴史の、壮大な繋がりの中に住まうということ。

川崎市中原区小杉陣屋町。
かつて徳川家康が江戸入城の際に利用した中原街道の要所にあり、 
陣屋が置かれ宿場町としても栄えた。
ここはその陣屋町の中でも、街の発展に寄与すると共に、
小杉の例大祭には神酒所になるなど地域の人々の交流の場にもなった、
旧原家屋敷(「陣屋荘」)があった場所である。(※)
およそ400年の間、誰の手にも渡ることのなかった2000坪余りの敷地には、
多くの人々が往来した門が構え、
代々、原家に愛でられてきた自然や敷石が今なお残存し、
街の人々の心のよりどころとなったお社が鎮座する。
この自然と歴史の、壮大な繋がりに囲まれて暮らすこと。
それは、これまでの“上質”や“高級”といった概念を凌駕する、
新たな幸せのクオリティの提案である。

明治初期の旧原家母屋

明治を代表する近代和風建築である旧原家屋敷は、
現在川崎市立日本民家園に移築・復元され、平成13年に市の重要歴史記念物に指定。
また、生活品などの民俗資料や古文書などは川崎市市民ミュージアムに収蔵されています。 >> 「原家の歴史」 紹介ページへ

(※)原家は、天明4(1784)年に肥料を売る店を開店後、米問屋、味噌屋、醤油屋、油問屋などを手広く手がけ、その後銀行業や政界にも進出し地域の発展を牽引してきました。また、石橋を方々にかけたことから「石橋本家」という屋号でも呼ばれています。昭和時代には「陣屋荘」という料亭を営み、祝い事などの会席の場としても親しまれました。この地は現在、12代目原正人氏が当主を務めています。

EXTERIOR

陣屋の精神の、継承地。 ゲートスクエア小杉陣屋町。

再開発が進み、にぎわう武蔵小杉駅のその先に、小杉の歴史の本流がある。その風格と、陣屋の面影を携えた、閑雅で落ち着いた低層の佇まい。 ゲートスクエア小杉陣屋町。 由緒あるこの地の精神を継承する街、誕生。

DESIGN CONCEPT

旧原家屋敷をデザインのモチーフにし、賃貸・分譲レジデンスが一体となって街の景観を作り出す。

風合いのある素材や伸びやかな庇、蔵の意匠を取り入れつつ、
かつてこの地に構えた旧原家屋敷の近代和風建築の特徴を、
賃貸・分譲レジデンス共通のデザインの軸にした。

明治24年から22年の歳月をかけて大正2年に完成した旧原家母屋。
当時の高度な木造建築技術を駆使して作られた総ケヤキ作りの豪壮な
二階建て民家である。

当時の面影を蘇らせた外装

大きな瓦屋根や黒漆喰の壁。そうした旧原家屋敷のイメージを踏襲し、職人が心を込めて焼いたクレーマイスターといぶし風合いのタイルを用いると同時に、敷地の蔵で使われた石を再利用することで、当時の面影や職人の温もりを現代に蘇らせた。

印象的で伸びやかな庇

旧原家屋敷の伸びやかな庇を建物全体のプロポーションに活かしつつ、バルコニーや鼻先の形状には、軒裏のケヤキの木の風合いを踏襲し、デザインのポイントとした。

竹中工務店の技術と感性の結集が、クオリティライフを支える。

企画・基本設計

吉井 信幸

YOSHII NOBUYUKI

株式会社 住空間研究所 代表

株式会社竹中工務店設計部で実績を重ねた後、取締役を経て、現在は、住宅本来の在り方を提案する住空間研究所の代表として活躍。BCS賞、グッドデザイン賞、東京建築賞などの数々の受賞歴を持つ。

設計

篠崎 淳

SHINOZAKI JUN

株式会社 竹中工務店

株式会社竹中工務店設計部グループ長。2012年、2013年とグッドデザイン賞を受賞。担当作品:「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」「パークシティ横濱」他

RESIDENTIAL STYLE

新しい住環境の提案に共感してもらえる人に選んでほしい。共感から生まれる豊かなコミュニティライフを味わってほしい。

緑豊かな約900㎡のKAHALAガーデン(中庭)を望む、賃貸と分譲、
2つのライフスタイルを叶える2棟のレジデンス。門やお社などの貴重な遺産を残しながら、
生活に彩りを与える緑で構成された陣屋門プラザが融合した、他には類を見ないような街づくり。

GATE SQUARE 小杉陣屋町

賃貸レジデンス
詳細はこちら

貸主・管理: HM 原マネージメント

分譲レジデンス

売主: 三井不動産レジデンシャル

JINYAMON PLAZA(陣屋門/お社/ドッグパーク/アート/ギャラリー)
詳細はこちら

GRAND DESIGN

この地に残された貴重な歴史遺産を活かし、これまでも、これからも歴史や自然、地域とつながっていく場所に。

お社や門、外壁に再現された蔵の扉。貴重な遺産に囲まれて設けられたドッグパークがある広場や、
この敷地にあった樹木や石を用いたアートと自然が調和する中庭が、
歴史や自然、地域とつながりのある暮らしをもたらす。

※図面を基に作成したもので実際とは異なります。施工上の理由により今後変更となる場合がございます。
「JINYAMON PLAZA」は原家所有地のため、将来的に用途が変更される場合があります。

KAHALA小路・JINYA小路
コンセプトスケッチ

コンセプトスケッチ

KAHALA小路

ゲートスクエア沿道に沿って併設される2つの小路、「KAHALA小路」と「JINYA小路」。旧原家敷地内にあった既存樹(楠)や既存石(六方石)など貴重な史産を活かしつつ、川の流れを模したリズミカルなラインと植栽が、地域とつながる新たな街の景観をつくります。

街、歴史、人の結節点としてのプロムナード

歴史ある基幹道の中原街道に通じる2つの小路には、人々の往来を見守る楠と白樫の大木を残し、それらをつなぐ欅の並木が心地よいリズムを感じられる快適な歩行空間を創出します。これは、現在は川崎の日本民家園に移築されている総欅造りの⺟屋があったこの土地の記憶を伝えています。欅をはじめとする小路の植栽は伝統的な江戸の庭木を使用しながらも、現代の東京で生まれた立ち姿の美しい品種の木々とすることで、過去から未来へ向かう街と歴史と人がつながるゲートスクエアの顔として地域のランドスケープ形成に貢献します。

ランドスケープデザイナー
待野健太郎

ランドスケープデザイナー

待野 健太郎
〈石勝エクステリア〉

MACHINO KENTARO

造園・植栽の設計施工で実績のある石勝エクステリアで、マンション外構を中心にリゾートホテル・オフィスビル・商業施設などの設計を担当。職人衆から始まった同社は造園技術に加えて、新たな都市緑化技術(壁面・屋上の緑化や大径木移植など)まで、想いの見える空間・植栽の設計施工を多数手がけている。石勝エクステリアの代表作として「パークコート二子玉川(緑の都市賞 国土交通大臣賞(施設緑化部門)受賞)」や「OASE用賀」などがある。>>http://www.ishikatsu.co.jp/

OASE用賀

OASE用賀

パークコート二子玉川

パークコート二子玉川

DESIGNER/ARTIST

アートが暮らしを豊かにする。

積層した時間を、濃密な気の流れを、人々の営みの面影を、地・風・火の力としてアートに昇華。
コンセプトに共感してくれたトップデザイナーやアーティストの数々の作品が、日々の暮らしに豊かさをもたらす。

彫刻家

三澤 憲司

MISAWA KENJI

1945年生まれ東京都渋谷区出身。多摩美術大学油絵科卒業。84年文化庁芸術家在外研修員として、NYに留学。ハーバード大学に客員教授として招かれ、カーペンターセンターにて個展。主な仕事に琵琶湖記念公園などランドスケープやモニュメントを数多く手掛ける。

石の彫刻
(KAHALAガーデン)

宇宙と地球を結ぶ鎖
(豊川市一宮町)

ラウンジデザイン

小坂 竜

KOSAKA RYU

株式会社乃村工藝社 A.N.D.クリエイティブディレクター。国内外の建築からインテリアに至る幅広い分野で活躍中。「Restaurant & Bar Design Awards 2014」にて「Best Bar」を日本人で初受賞。

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エントランスラウンジ
(THE KAHALA小杉陣屋町)

マンダリンオリエンタル東京

ガラスモニュメント

岡本 覚

OKAMOTO SATORU

ガラス屋・鍛冶屋・大工等職人の街に生まれ育つ。米国オハイオドミニカンカレッジ留学を経てガラス工房を開設、数々の作品や発明を発表。大阪府立大学客員研究員・大阪工業大学客員教授。

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ガラスアート
(KAHALAガーデン)

箱根彫刻の森美術館

スペースデザイン
コーディネート

村上 みゆき

MURAKAMI MIYUKI

株式会社タクトスペースクリエイト取締役。マンション内外装のデザイン監修、個人邸・オフィス内装設計を多数手がける。菊池寛賞・神奈川県建築コンクール奨励賞、受賞作品のデザインを担当。

オフィシャルサイトへ

ラウンジ
(THE KAHALA小杉陣屋町)

KAHALA 2

ACCESS

あなたの躍動を支える、プラットフォームとなる。

かつて交通の要所であった小杉は、雄大な多摩川の自然を残しながら、今ではビジネスや文化・スポーツの拠点へ。
渋谷や東京といった都心を、横浜や川崎といった大都市を、短時間でつなげるゲートスクエアは、
あなたの躍動を支えるプラットフォームとなる。

13路線が乗り入れる「武蔵小杉」駅から主要都市へダイレクトアクセス。

交通所要概念図
  • A=東急東横線

    (特急利用。通勤時は通勤特急利用)

  • B=JR湘南新宿ライン

    (特別快速もしくは快速利用。通勤時は快速利用)

  • C=みなとみらい線(東急東横線相互直通)

    (特急利用。通勤時は通勤特急利用)

  • D=JR南武線

    (快速利用。通勤時は普通利用)

  • E=JR横須賀線
  • F=都営三田線(東急目黒戦相互直通)

    (急行利用)

  • G=東急目黒線

    (急行利用)

  • H=東京メトロ南北線(東急目黒戦相互直通)

    (急行利用)

  • 時間は「武蔵小杉」駅より各駅への所要時間。
  • 所要時間は日中平常時、()内は通勤時のもので、時間帯により異なります。また、乗り換え・待ち時間は含まれておりません。
交通図・周辺マップ

注釈

  • PHILOSOPHY:「史実に支えられた新しい住まい」、「積層した歴史」、EXTERIOR:「精神の継承」、「小杉の歴史の本流」について

    小杉陣屋町は、かつて徳川家康が江戸入城の際に利用した中原街道の、陣屋が設けられ宿場町として栄えた地区。その中心にあって約400年に渡って地域の発展に貢献し、人々の交流の場になった旧原家屋敷があったのがこの場所です。その原家の精神や積層した歴史を継承する暮らしを新しい価値ととらえました。

  • EXTERIOR:「その先」について

    「THE KAHALA 小杉陣屋町」は、東急東横線・目黒線、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩11分。「THE RESIDENCE 小杉陣屋町」は、東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩12分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩11分。(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分要します。)

  • ACCESS:「13路線」について

    13路線とは(1)東急東横線 (2)東急目黒線 (3)JR南武線 (4)東京メトロ南北線 (5)東京メトロ副都心線 (6)都営地下鉄三田線 (7)横浜高速鉄道みなとみらい線 (8)JR横須賀線 (9)JR湘南新宿ライン (10)東武東上線 (11)西武有楽町線 (12)西武池袋線 (13)埼玉高速鉄道を表現したものです。

  • 完成予想CGについて

    掲載の完成予想CGおよびイメージパースは、設計図を基に作成したもので、施工上等の理由により変更となる場合がございます。一部画像にある植栽につきましては特定の季節・ご入居時の状態を想定して描かれたものではありません。尚、外観形状の細部、設備機器等、敷地周囲の電柱、標識等については再現されておりません。

  • 歴史に関する記述について

    出典:「写真で綴る 中原街道と周辺の今昔 ~多摩川から南武線まで~」(羽田猛/2009年発行)

  • 「GATE SQUARE」は登録商標です。(登録商標第5615150号)